
フルネームはフラルド・クロツェ・レアフシム
年齢は30歳
異世界にかつて存在した大国ルフニスの生まれ
右目の眼帯は石化の魔眼が暴発しないよう抑制するためにつけている
ラヴァの仕事が世間に認められ軌道に乗り出した頃、いずれ皇帝の目にも止まるであろう
将来有望な職人を今のうちに手に入れようと各貴族が彼に縁談を持ち掛けてきた時期があった
その見合い相手の内の一人が彼女だった
しかし結果はご多分に漏れずラヴァからの一方的な拒否により縁談は成立しなかった
だが自分の道のために圧力に屈せず、突き進むその強さに憧れたフラルドは
従者としてラヴァを支えることを選択する
貴族の令嬢が従者に成り下がる異例の事態は
当然ながら当主の怒りを買い、実家からは絶縁されている
しかしそれは彼女にとってせいせいする結果だった
体は女の身であったけど、心は男であったフラルドは望まない女性性を演じさせてくる家には
ほとほと嫌気がさしていたからである
ラヴァは自分の意見を物怖じなく伝えてくる変わり者の彼に腹を立てることもあったが
それでも今まで召し抱えてきた従者の中でも至上と評価している
ということからシャドウズはフラルドをモデルにして作ったとかなんとか
※コメントは最大500文字、3回まで送信できます